気持ちを運んでくれるもの
2020.04.21 深大寺
私たちの施設も感染症対策で、ご家族様との面会を
自粛させていただいています。
ご家族の皆様も入居者の皆様も、大切な人に会えない日が続いていて
寂しい思いをしている方も多いと思います。
ご家族の皆様にも、面会に来れない期間
少しでも安心してもらえる方法はないかと思い
入居者の皆様に「お手紙」を書いていただきました。
「手紙なんて最近書かなかったから、私ちゃんと字が書けるかしら?」

「自分の娘に手紙を書くには初めてだわ!なんて書こうかしら?」
手紙が書けるか、ちょっと心配そうに話していた入居者様も
ペンをお渡しすると、皆さん昔よく書いていたのでしょうね!

スラスラとペンが進んでいきます。
「書けたけど、これで良いかしら?」
「私のも見てもらえる?大丈夫かしら?」


皆様が書いた手紙を読ませていただきながら
改めて手書きの文字って良いですね!!
言葉以外の『何か』も、一緒に文字に乗って伝わる気がします。
書く人によって、文字自体も違いますし
同じ事を伝える場合でも、ほんのちょっとのニュアンスで、
相手の心の中が少し透けて見える感じがします。
入居者の皆様が心を込めて書いて下さったお手紙が
温かい気持ちと一緒にご家族の皆様に届いてくれていたら嬉しいです。
